5月26日に行われた、行動する大家さんの会勉強会。 この勉強会では、9つのグループに分かれ議論を 2度行い、その後グループごとに発表して頂きました。 その、各グループの発表とご提出頂いたまとめを、 毎週1グループづつ公開しています。 今回はその第8弾です。 発表の前に、かんたんに勉強会の内容をお伝えします。 1:まず、グループごとに「最悪な物件の条件」を 話し合ってもらいました。 2:その後、ミニセミナーをヒントに、 話し合った最悪な物件を、別な視点(水平思考)から もう一度見直し「ひっくり返す」議論を もう一度して頂きました。 3:最後に最悪な条件の中でも、 上手くひっくり返せた条件を発表して貰いました (時間の関係です。 本当は全て発表して頂きたかったのですが・・・) 「ひっくり返す」とは例えば、 ・実は別の価値あるのではないか? ・少し何かをすれば改善できるのではないか? ・何かを差し引けば、価値が創造できるのではないか? 等々、いつもとは違う視点から考えてみる練習をしてみました。 さて、では今回は「Hグループ」の発表とまとめを公開します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●最悪の条件 安心して、ゆっくり住むことができない物件 →汚い、うるさい(線路際)、セキュリティーが悪い。 特に、一番クレームが多いと思われる 騒音問題にフォーカスしました。 ●水平思考での解決 Hグループは、一般的にはデメリットと言われるところを、 ある特定の人に向けて、メリットに変えるという発想をして頂きました。 〇ミュージシャン専門マンション 騒音問題の解決策として、ハードの部分で改善は なかなか難しい。 そこで、騒音の気にならない、もしくは、お互い様と思ってくれる人を ターゲットにすることで、その人たちにとってよい環境で提供できる。 ターゲットを絞ることで、 ・入居者同士のコミュニケーションも生まれる。 ・オーディオセットやホームシアターなどを付けて付加価値を付けられる。 ・入居条件で楽器可能と記載することで、クレームも少なくなる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Hグループもとてもよい発想をしてくれました。 環境が悪いという条件は、家賃を下げて解決するという方向に いきがちですが、ターゲットを絞ることで、環境が悪いということを 逆に、環境が良いというアピールができることになります。 最近よく言われることですが、 100人中99人に嫌われても、1人に好かれる部屋作りをすることで 上手くいくということですね。 是非いろいろとチャレンジしてもらいたいものです。
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